モエレ沼
皆さん、モエレ沼って知っていますか?
札幌中心部から車で北東方向へ走って30分。
世界を代表する彫刻家、イサム・ノグチが設計した公園です。
イサム・ノグチの作品は世界各所にありますが、彼の作品の集大成がモエレ沼と言えるでしょう。
1980年代から工事を行い、完成したのは2005年の夏でした。
この公園で有名なのは、ガラスのピラミッド。
とにかく斬新であり、最先端。
それでいて、何か親しみを持てる建物です。
モエレ沼は、元々ゴミ集積所でした。
でも、札幌の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという、
「環状グリーンベルト構想」における拠点公園として計画されました。
そして、これらの構想に賛同したのがイサム・ノグチでした。
そのゴミの山を積み上げて、一つの作品にしたのが「モエレ山」。
標高62mからの景色は、絶景そのもの。
ガラスのピラミッドが、ちょっと小さく右側に見えます。
もう一つの魅力は、公園内中心部にある「海の噴水」。
イサム・ノグチが、「水の彫刻」を作ったと言われるものです。
最初は、普通の噴水かと思ったのですが…。
徐々に勢いが増してきます。
そして、一気に空に向かって間欠泉のように噴出します。
この日は多少風が吹いていたせいで、風下の人たちはびしょ濡れでした。
噴水全体が水に満たされて…。
最後に複数の水柱が交差して、噴水の華麗なショーは終了です。
モエレ沼の魅力は、まだまだ有るのですが、とにかく広い!
是非、ご自分の目で、そして体で美しい作品を感じてください。
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